スーツはばっちり決めた!
スーツをばっちり決めていても、その他の小物が疎かになっている方って、意外と多いですよね。あなたは、Yシャツやネクタイ、ベルトの選び方の基本をちゃんと知っているでしょうか?そして靴やベルトに気を配っていますか?今回はそんなビジネスにおけるスーツ以外の小物の基本的な選び方をおさらいしちゃいましょう!
ワイシャツの選び方
ワイシャツのサイズ感
ジャケットの下に着るワイシャツ。ワイシャツはスーツと同じく、清潔感があることが大切です。また、シャツのサイズ感ですが、腕を下ろしたときにジャケットの袖からシャツが1.5センチほどのぞいているものが理想的です。
ジャケットの袖口からYシャツがのぞいていないと、ジャケットを着たときにサイズの合っていないものを着ているように見えてしまうので、すっきりとした印象になりません。さらに、ジャケットよりもシャツの袖を長くすることで、皮脂汚れなどからジャケットを守ることができます。
また、シャツの後ろ襟がジャケットから1~1.5cmほど見えるように心がけましょう。
ワイシャツの色とデザイン
また、Yシャツの色ですが、社外の方と会う場合は濃い色や柄物のものは避け、無地のもので白か水色のものを選ぶようにしましょう。社内で着る場合は、派手すぎるものでなければ、ストライプ柄のシャツでも問題ありません。
そして、襟にボタンのついているタイプのワイシャツもあります。しかし、襟にボタンがついているタイプのものはフォーマルな場には向いていません。ただし、ノーネクタイなどのカジュアルなスタイルの場である場合には、ボタンつきのシャツでも構いません。
ネクタイの選び方
ネクタイの色と柄
ビジネスシーンにおいて、ネクタイは華美すぎないものを選ぶようにしましょう。色は、エンジ、グレー、濃紺のものがオススメです。エンジは相手に情熱的な印象を与えることができます。また、濃紺はスマートで誠実そうな印象を。そして、グレーは落ち着いた雰囲気を演出することができます。
柄はあまり派手すぎず、ストライプや小さなデザインのものなど、オーソドックスを心がけて選ぶと印象が良いでしょう。
ネクタイの太さと長さは?
ネクタイの太さにも様々なタイプがあります。ネクタイの太さを決めるときは、「襟の太さ」を基準に選ぶようにしましょう。
ネクタイの最も太い部分とジャケットの下襟のもっとも太い部分が同じくらいの太さのものを選ぶと、ジャケットを着たときに胸元がすっきりと美しく見えます。また、ジャケットを羽織らないような場合は、シャツの襟の長さと開き方に注目しましょう。襟が長く、大きく開いているタイプのシャツには太めのネクタイ。襟が短く、襟元があまり開いていないものには細めのネクタイを選ぶとおさまりが良いです。
さらにネクタイの長さですが、ネクタイの先端がベルトに少しかかるくらいの位置で結ぶのが、もっともきれいに見えます。ネクタイの長さは結ぶ位置や結び方で調整ができますので、試しに何回か結んでみてちょうど良い位置を知っておきましょう。
ベルトの選び方
ベルトの色は、基本的には靴に合わせるようにしましょう。スーツを着る際はほとんどの場合が茶か黒の革靴だと思われますので、ベルトも同様の色になります。
また、ベルトのサイズはベルトにあいている穴の真ん中で止められるものを選びましょう。一番手前の穴で止められるものを選んでしまうと、ベルトの端がはみ出してスーツの形を崩してしまいます。また、一番外側の穴でベルトを止めると相手にお腹周りの大きな人だという印象を与えてしまいます。
靴の選び方
「おしゃれは足元から」と言われるように、人というものは意外にも足元を見ているものです。そのため、靴を選ぶ際にもしっかりと気を配るようにしましょう。
鉄則として、スーツを着る場合、紐靴タイプの革靴を選びましょう。ローファーなどの紐のないタイプのものは、フォーマルな場においてはふさわしくありません。紐靴タイプのものを履きたくない場合は、モンクストラップと呼ばれるデザインのものにしましょう。
また、色は黒かブラウンのものがスーツには似合います。しかし、革靴の場合ブラウンのものは、ケアの仕方で色身が変わってしまうので、上手に合わせる自信のない方は黒いものを選ぶ方が無難です。
靴下の選び方
靴下の色は、スーツと靴の色に合わせましょう。黒に近いグレーやネイビーのスーツに黒い靴の取り合わせには、黒いソックスを。グレーのスーツにブラウンの靴には、グレーのソックスと言ったように、色の明るさと色味があうように意識すると、靴下が見えたときに統一感が出て、足を長く美しく見せる効果があります。
また、ソックスは座ったときに足首などの素肌が見えない丈のものにしましょう。