頑固なワイシャツの襟汚れを取る5つの裏ワザ!|ビズメン

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2012年8月22日
頑固なワイシャツの襟汚れを取る5つの裏ワザ!

汗を掻く夏場は、ワイシャツの襟の汚れが気になるもの。毎日洗濯しているのに汚れが残ってしまうし、意外に目立つから困りものです。ワイシャツの襟汚れをきれいに取り去り、簡単かつ真っ白清潔に保つための方法をまとめてみました。

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ワイシャツの襟を真っ白に洗濯する方法

スーツ姿には欠かせないワイシャツ。眩しいほどに真っ白に輝くワイシャツは社会人としての正装であるといえます。
しかし、白いワイシャツはその白さゆえに汚れが目立つもの。
カレーうどんやケチャップの汚れはまさにワイシャツの天敵。
そして何より面倒な汚れが「襟の汚れ」です 肌に密着する部分であるワイシャツの襟はどんなに気を付けていてもすぐに汚れてしまう上に、入念に洗濯してもなかなか落ちてくれません。

ワイシャツの襟汚れの正体は?

この頑固な汚れであるワイシャツの襟汚れはいったい何によって発生しているのかというと、毛穴から出る「皮脂」が原因になっているのです。
襟汚れが黒いのは、皮脂が酸化しているためなのです。
皮脂汚れの厄介なところは、とにかく「落としづらい」ということにつきます。
脂は洗濯物の繊維に絡みついてしまうため、脂肪を分解する酵素を配合した洗剤などを使わなければ取れないのです。

頑固な襟汚れを取り去る洗濯方法

頑固な皮脂汚れであるワイシャツの襟汚れを落とす方法としては、「クリーニング店で染み抜きをしてもらう」ということが言えます。
しかし、毎日のようにワイシャツを染み抜きしてもらっていたのでは出費がかさんでしまいます。
出来れば、自分の家で洗濯して綺麗にしてしまいたいもの。

自宅の洗濯機で、ワイシャツの襟汚れをきれいに落とすにはどうすればいいのでしょうか?

重曹とクエン酸の反応で分解する

自然環境に優しい洗剤として注目されている重曹とクエン酸。
重曹の溶液はアルカリ性を示すため、脂肪の分解に効果を発揮してくれます。
重曹で洗浄した後は酸性のクエン酸溶液で中和するとさらに洗浄力が増します。
クエン酸は酢やレモン汁でも代用できます。

襟汚れを洗浄する際には、重曹を少量の水で溶かしてペースト状にしたものを古歯ブラシなどで擦り付けて、クエン酸を水で薄めたものをスプレーボトルに入れて吹き付けます。
すると、シュワシュワ音を立てて汚れが分解されていくので後は普通に洗濯機で洗ってしまいましょう。

手洗い用の固形石鹸でこする

かつてはお中元の定番としてどこの家庭にもあったものの、今では液体石鹸に押されてあまり姿を見かけなくなってしまった固形石鹸ですが、襟汚れの洗浄に大きく役立ってくれます。

洗濯する前に、ワイシャツの襟に水で濡らした石鹸をこすりつけておくと、石鹸の働きによって皮脂汚れが分解されて、襟汚れがきれいに無くなります。

洗濯前・洗濯後に使えるスティックのり

襟汚れをきれいに洗う生活の裏ワザの中でも、特に風変わりなのが「スティックのり」を使う方法です。
スティックのりは口紅のように繰り出して使う固形の糊で、図画工作などによく使われます。
スティックのりをどのように使うのかというと、洗濯する前に襟汚れに糊を塗りつけよく乾燥させてから洗濯するのです。
こうすることで糊に含まれている成分が脂汚れを分解してくれるというわけです。

また、洗濯が終わったワイシャツの襟にスティックのりを塗っておけば襟汚れの防止にも効果を発揮してくれるという優れものなのです。

酸素系漂白剤とスチームアイロンで溶かす

塩素系漂白剤は高い殺菌力と漂白力が魅力的ですが、環境負荷が大きいこと・酸性系洗剤と組み合わせると有害ガスを発生させてしまうことから、最近では環境負荷がなく安全性の高い酸素系漂白剤が人気を集めています。
この酸素系漂白剤も、襟汚れを取るのに大きな効果を発揮してくれます。

そのまま酸素系漂白剤にワイシャツを漬けこんでもいいのですが、重曹と酸素系漂白剤を1:1で混合したものを汚れに塗りこみ、アイロンのスチームを当てるとみるみるうちに汚れが溶けていきます。
あとは洗濯機で洗ってしまえばOKです。

食器洗い用の中性洗剤で油を分解

肉や魚料理、炒め物・揚げ物と油まみれになりやすい食器は、油に強い中性洗剤で洗うのが常です。 この食器用中性洗剤の油への強さを、ワイシャツの襟汚れに利用しない手はありません。

希釈した中性洗剤をブラシやスポンジに付けて皮脂汚れをこすり洗いして、洗濯機で洗うと皮脂汚れが嘘のようにきれいになります。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。