女性の厳しい判断基準にかなう身だしなみを心がけよう
毎日身だしなみを整えておくことは社会人として当然身に付けておくべき習慣であり、自分という存在を誇示するための手段でもあります。
女性に不快感を抱かれないようにすることも、身だしなみを整えることの重要な役割です。
もしも、女性があなたに対して不快感や悪印象を抱いた時、そのマイナスのイメージは女性だけでなく周辺の男性も共有することになるからです。
これは女性の口が軽いとかそういうことではなく、女性が直感的に抱いた人の印象は、論理的な思考で動く男性にとって有益な情報になる物だからです。
では、女性に不快感や悪影響を抱かれないようにするためにはどのようなことに気を付けて身だしなみを整えればよいのでしょうか?
なにはなくとも清潔感を重視する
女性が男性に対して不快感を抱くのは、まず不潔なところです。
個人差はあるものの、男性は女性に比べて清潔感に頓着していないところがあるものです。
その一つが「○日風呂に入ってない」自慢で、お風呂に入らないのが偉いというような風潮さえあります。
しかし、仲間同士でならともかく、初対面の人がいるかもしれない取引先に行くのに体を清潔に保っていない人というのは女性でなくても不快なものだし、信用する気にもならないのです。
毎日お風呂に入っておくだけでなく、人前に出る際には顔を洗っておく位の周到さで清潔感を維持するように心がけるべきでしょう。
わきが・汗の臭いはなるべく抑える
見た目だけが人の印象を左右するわけではありません。
口臭や体臭などの臭いも人の印象に深く関わってきます。
特に腋臭や汗の臭いは、不快感を与える大きな原因になります。
人と対面した時、相手の口臭や体臭が強いと数m以上離れていても臭いが感じられてしまい、大変不快な気持ちになるものです。
自分の身体が出している臭いは、手でこすり取って鼻まで持っていかない限り気が付かない物です。
そして自分の身体から出ているのだから、鼻が臭いに慣れてしまっていて嗅いでも「そんなにひどい臭いじゃない」と思ってしまうのです。
夏場でなくても、スーツを着る前には必ず消臭剤や制汗スプレーを吹いておき、汗と体臭を抑えるようにしておきましょう。
また、歯磨きやマウスウォッシュで口臭を取り除いておくことも忘れずに。
服の皺もマイナスポイント
スーツに皺がよるのはある意味では宿命といえますが、皺がよらないように着こなすことも大事な身だしなみです。
特に夏場のワイシャツ、スラックスによる皺は見た目を悪くしてしまいますし、ちゃんとした手入れをしていないとしわが取れないままになってしまいます。
スーツは帰宅したら脱ぎっぱなしにしないで、アイロンをかけてからハンガーに干すように心がけることで皺が残るのを防止できます。
手先も重要な身だしなみポイント
服装に気を付けて、髪も顔も毎日のお風呂と事前の洗顔ですっきり清潔。
でも、女性から見るとまだ何か不快感が残っている…ということもしばしば。
何が不快に感じられるのかとよくよく見てみると、手の汚さに気が付くのです。
例えば、ボールペンや万年筆のインクがこすれた跡の残る手のひら、伸びっぱなしの爪、爪先に黒く溜まった汚れや爪垢など、「うわぁ」と唸りそうになる汚い手に出会うことは意外に良くあるものです。
ましてや取引先などでは握手することもないとは言えないので、相手の手がきれいかどうかも印象に大きく関わる条件なのです。
手の汚れはよく石鹸を泡立ててブラシでこすり洗いする、爪が伸びていたら必ず切る、爪の中の汚れもブラシで洗い落とすようにしましょう。