初めての場合は戸惑うことも
会社員になると春に一度、一年に一回、健康診断が行われますよね。特に雇用されてから初めて参加する健康診断の場合、会社の人がどんな服装で来るのかも把握できていないので、どのような格好が適切なのか分からずに戸惑ってしまう場合もあります。就職活動時は、面接や説明会に私服で来ても構わないとされている場合でも、スーツで行く人の方が多いでしょうし、ある意味スーツで行くのが暗黙の了解となっていることが多いですよね。そのため、健康診断に私服で来るように言われていてもスーツの方が良いのではないか、と考えたりもするはずです。
スーツはかえってNGの場合も
しかし、冷静に考えてスーツで健康診断を受けるのは、かなり不自然ですよね。それにスーツですと動きにくいですし、やはり会社の健康診断と言ってもスーツだとかえって非常識だととられる可能性もあります。そのため、服装は会社の指示通り、私服と言われているならば私服にするほうが無難でしょう。
さらに、健康診断では様々な診断を受けることになります。上の服を脱いだりする場合もあるでしょう。そういったとき、スーツ一式などを着ていたら、脱ぐのにも時間がかかってしまいますよね。そのため、色々な診断を受けるのに向いている、動きやすくシンプルな服装を選ぶことが第一になります。私服の中でもオシャレで着にくいものなどは、やはりこういった場合は不適切になるでしょう。
特に、大きな病院を指定されて健康診断を受けるという場合。大きな病院はそれだけ多くの受診者が集まります。その場合は、あなた以外の多くの人が受診をするために待っているということです。そんな場所に、脱ぐのに時間のかかるスーツで行くのはやはり、適切ではありませんよね。健康診断を受ける場合はジャージやスウェットといった脱ぎやすいものが理想的ではあります。
寝巻きはNG
しかし、脱ぎやすいシンプルな服装が適切であるとしても、寝巻きやパジャマで行くのはNGです。パジャマでいくのはだらしないですし、とても非常識ですよね。
プラスチック、金属類は避ける
また、X線検査やレントゲンをする場合は、アクセサリーの金属類や、プラスチックなどの素材が使われているものは外さなければなりません。そのため、健康診断を受ける場合は最初からそういったものを身につけないようにしておくと、診断を受ける際にスムーズにいくでしょう。
でも、私服選びが難しい
会社の健康診断に参加する際は、動きやすい私服が適しているというお話はしました。しかし、あくまで会社の行事なので私服選びが難しい、と悩む人もいるでしょう。また、動きやすい服装といわれると先ほどもいったようにジャージやスウェットといったものになってくるので、ラフによりすぎてしまうのではないか、と不安になる人もいますよね。そんな不安がある場合は、フォーマルに少しだけ寄せていくことを意識しましょう。
ジャケットやカーディガンなどをうまく利用する
服装をフォーマルに寄せたい場合は、まず清潔感のあるシャツにしましょう。それから、落ち着いた色のボトムやスラックスにしておけば、脱ぐのも楽ですし、かといって極端にラフに寄りすぎる心配もありません。それだけでは、少し心配だという場合は軽めのジャケットや、フォーマル向きな色のカーディガンなどを羽織ればよいです。ジャケットやカーディガンは診察を受ける前に脱いで手に盛っておけば良いですし、邪魔になることもありません。
健康診断は何より脱ぎやすい服装で
会社での健康診断を受ける場合はスーツではなく動きやすい私服が理想的です。また、金属類やプラスチックは身につけないように注意しましょう。私服が不安な方は、ラフすぎるものは避け、オーソドックスでシンプルなものを選ぶようにして、フォーマルに寄せることを意識しましょう。しかし、一番大切なのは診断を受ける際に脱ぎやすいものを意識するということです。一年に一度の健康診断。会社で仕事を順調にこなしていくには、健康であることはとても大切なことです。そのためにも、健康診断を受ける際の服装は前もってしっかりと準備して、円滑に健康診断にのぞんでいきたいですね。
出典:
http://careerpark.jp/44721
http://nayami.tabine.net/ns/1/010706.html
http://job-worker.com/2015/02/02/322