今更、周りには聞きにくい
ビジネススーツを着るときのマナーってあるんだろうか? そう思っても、今更、周りの人にもききにくいしなぁ・・・、と思うことってありますよね。
だけど、スーツのマナーを知っていないとどうしてもビジネスには不利になってしまいます。ビジネスの場では第一印象がとっても大事。びしっとスーツで決めて、相手から信頼感を勝ち取りたいですよね。なので、今回の記事で、スーツを着る際の基本的なマナーをチェックしちゃいましょう!
1.まずは、清潔感に注意しよう!
スーツを選ぶよりもなにより先に注意したいのが、「清潔感」を心がけると言うことです。
どんなにブランド物のスーツを着ていても、スーツにしわが寄っていたり、だらしなく着ていては台無しです。
人の第一印象のほとんどは見た目で決まってしまいます。相手は、あなたのスーツに「しわがよっておらず、清潔感があるのかどうか」をチェックしているはず。スーツは自分を映す鏡のようなもの。ビジネススーツをしっかりと清潔感を感じられるように着ている人は、それだけで好感度が高く感じられます。そのため、営業職に就いている方はことさらスーツの清潔感には気を配りましょう。
スーツは基本的に保守的!
女性のファッションとは違い、男性のファッションというものは全体的に保守的なものが好まれる傾向にあります。それは、ビジネスシーンでも同様で、スーツもオーソドックスで控えめなものが望ましいでしょう。清潔感があり、オーソドックスで控えめなものというのは、ビジネススーツ選びにおいて、基本的なポイントになるのでしっかりと覚えておきましょう。
2.色はグレーかネイビーを
意外と思われるかもしれませんが、ビジネスの場において黒色のスーツはNGとされています。タキシードなどを想像されると分かりやすいと思いますが、黒色のスーツは基本的に冠婚葬祭などの式典用のものとなっています。そのため、ビジネスの場に着ていくと、相手に「華美すぎる」印象を与えてしまうのです。ビジネスにおいて、本当にフォーマルなスーツの色は、濃いネイビーか、グレーの無地やストライプといった柄のものです。
ネイビーとグレー、どっちを選ぶ?
基本的にスーツの色は明るい色より、濃い色のほうが華やかです。また、グレーよりもネイビーの方がフォーマル度が高いとされています。そのため、硬い職種の場合はネイビーのものを、少し柔らかめな職種の場合はグレーを選んだほうが、印象が良いかと思われます。また、色が明るすぎたり薄すぎるスーツは、ビジネスには向いていないことにも注意しましょう。
3.ジャケットを着る際の注意
では、次にジャケットを着る際の注意点を見ていきましょう。まず、ジャケットですが、ボタンの留め方に注意すべき点があります。それはジャケットの一番下のボタンは留めてはいけないということです。すなわち、3つボタンのジャケットなら上から2つだけを。2つボタンのジャケットや、段返りで一番上のボタンが隠れているタイプのものは、上から一つだけを留めるように注意しましょう。
ポケットのふたは?
ジャケットについているふたのような部分は、フラップと呼ばれます。このフラップは、屋外でポケットの中にほこりや雨が入らないようにするためのものです。そのため、ごみが入る心配のない室内ではポケット内に入れるのがマナーとなっているそうです。
夏場ジャケットはどうすれば良い?
夏場は暑いので、ジャケットを着るのははばかられますよね。しかし、やはり今でもビジネスの場において、フォーマルなのはジャケットと長袖のYシャツといういでたちです。昨今はクールビズで、半そでで仕事をする人も増えてきています。しかし、相手方の方がジャケットをしっかり着込んでフォーマルな姿で来られることも考えて、ジャケットはいつも持ち歩くようにしておきましょう。
ジャケットの下に半そでは着て良い?
半そでのYシャツというのは、クールビズ用に作られたものなので、基本的にジャケットを着る場合は長袖のYシャツが理想的です。また、スーツの袖からシャツが1.5cmほど覗くのが望ましいとされています。
まとめ
今回は、基本的なスーツのマナーと選び方をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?最初にも言ったとおり、スーツ選びで困った際は「清潔感があり、オーソドックスで控えめなもの」を意識するようにしましょう。スーツを着る際のマナーをしっかりとおさえて、仕事もしっかりとこなせるようになりたいですね。
出典:
http://careerpark.jp/3200
https://lafabric.jp/customlife/fashion/suits-etiquette/