あなたは実践していますか?スーツを長持ちさせるお手入れ方法|ビズメン

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2016年3月3日
あなたは実践していますか?スーツを長持ちさせるお手入れ方法

スーツを長く着るために、お手入れは欠かせないものです。だけど、スーツのお手入れの仕方が分からないという方もいるはず。今回は、そんな方のためにスーツの基本的なお手入れ方法から、いくつかの状況に応じたお手入れまでを集めてみました。

Webライター、脚本家
  

スーツはお手入れで長持ちする

スーツ姿でくつろいでいる男性

突然ですが、あなたはスーツのお手入れをしていますか?スーツは、仕事で毎日着用する方はもちろん、冠婚葬祭でも必要なものです。社会人の方ならば最低でも1着は持っていますよね。だけど、そのスーツをちゃんとお手入れしているでしょうか?

スーツは家庭ではどうしても洗いにくいもの。かといって、着用するたびにクリーニングにだすのはかえって生地を傷つけてしまい、スーツの寿命を縮めることになってしまいます。スーツをぱりっと長持ちさせるために欠かせないのは、日々のこまめなお手入れなのです。

スーツを脱いだらすぐにしたい毎日のお手入れ

最初に基本的なスーツのお手入れ方法を見ていきましょう。毎日の仕事でくたくたになって帰宅したあと、スーツのお手入れをするのは、ちょっと大変ですよね。だけど、毎日じゃなくても、お手入れができるときにするだけでも違いますよ!

ハンガーにかける

スーツの生地は大抵の場合、ウールが使われています。このウールは、復元力に優れています。そのため、一日スーツを着て多少シワが寄ったり、型崩れしていてもハンガーなどにかけておけば、スーツのもとの型に戻ってくれます。

逆にいえば、グチャッと床に脱ぎっぱなしにしたり、ポケットを物でぱんぱんに膨らませたまま放置していると、スーツのきれいな型を保つことができません。スーツを脱いだ後は、まずポケットの中身を外に出してから、ジャケットとパンツをハンガーにかけてあげましょう。 スーツをハンガーにかける男性

このとき使用するハンガーは、スーツに合った形のものにすることがポイントです。ハンガーが細すぎても太すぎても型崩れの原因になってしまいます。ジャケットの肩をしっかりと支え、丸みがある太目のタイプのハンガーを選びましょう。

ハンガーはプラスチック製と木製のものがありますが、どちらを使用しても問題ありません。あえて言うならば、湿気を吸い取る効果があるので、木製のハンガーの方が理想的ではあります。パンツはズボン専用のハンガーがありますので、それに吊るすようにしましょう。

ブラッシング

スーツをハンガーにかけたら、次はブラシをかけます。ブラシはスーツ用のものがありますのでそちらを使用しましょう。

着用後のスーツにはたくさんの埃が付着していたり、生地の繊維の中に入り込んでいます。それらの汚れをブラッシングで落としてあげるのが目的になります。ブラッシングで丁寧に汚れを落としてあげることによって、スーツの生地を痛めずに長持ちさせることができます。

ブラッシングをする方法は、まず最初に全体を軽く叩いて埃を浮かせてから、ジャケットは上から下へとブラシをかけていきます。パンツは逆さまに下げて、裾のほうから腰のほうに向けてブラッシングします。襟の裏やポケットの中なども忘れずにしっかりブラッシングしましょう。

一度着たら休ませる

スーツを長持ちさせるコツは1日着たら2日休ませる、ということです。毎日同じスーツを着ていると、どうしても汗などが染み込んでしまい、生地を傷めたり、臭いの原因となってしまいます。そのため、一日着たスーツは風通しの良い場所で陰干しをして休ませてあげましょう。

原因別のお手入れ

お手入れの基本をおさえたら、次はタイプ別のお手入れ方法を見ていきましょう。今回は比較的お手軽なお手入れ法を集めてみました。

シワがよったとき

シワがよったときは、ハンガーにかけたスーツを霧吹きで湿らせてから乾かしてあげましょう。1時間ほど乾かすと、シワがなくなります。また、シワ伸ばし用のスプレーもありますので、そちらを使用すればさらにシワの伸びが良くなります。 雨にぬれるスーツ姿の少年

雨に濡れてしまったとき

スーツが雨に濡れてしまったときは、タオルで叩くようにして水分を取ってあげます。このとき、タオルでごしごしと擦ってしまうと、摩擦によって生地が傷んでしまうので注意しましょう。

水分をとったら、ジャケットはハンガーにかけて乾かします。このとき、ハンガーにタオルをかけてからスーツをかけると、乾きが早くなります。パンツは裾を下にしてハンガーに吊って乾かしましょう。

シミがついてしまったとき

家でシミ抜きをする場合は、シミの種類によって処置をかえましょう。水溶性のシミの場合(コーヒー、ジュースなど)は、シミの下にタオルを敷いて、かたく絞ったタオルで叩くようにして染み抜きします。

油溶性のシミの場合(マヨネーズ、油、口紅など)、乾いた布で擦らずにふき取り、シミの下にタオルを敷いて洗剤や漂白剤をしみこませたタオルや歯ブラシで叩くように落としていきます。最後に水で絞ったタオルで叩き拭くようにしてから、自然乾燥させます。

出典:
https://lafabric.jp/customlife/fashion/suits-care/
https://lafabric.jp/customlife/fashion/suits-iron/
http://www.suits-master.com/knowledge/care_suit.html

著者:草道 花

Webライター、脚本家
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美容から生活、サブカルチャーまでなんでも詳しいのが自慢、最近の悩みは正月食べ過ぎてダイエットに失敗してしまったこと、ダイエットのコンテンツを執筆しながら、自分でも実践するつもりです。