ベストとコートでスーツ姿に変化をつける|ビズメン

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2012年8月23日
ベストとコートでスーツ姿に変化をつける

普段着用しているスーツはジャケットとズボンだけですが、そこにベストを加えたスリーピースにすると着なれたスーツもガラリと印象が変わるもの。そして、秋口から春先にかけて必要になるコートも、スーツに合わせて選びたいものです。

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スーツに合わせ着たい、ベストとコート

男性にしてみれば、スーツほど変化が付けにくい服は他に思い当たらないほど窮屈なものです。
「スーツを着用する」ということはジャケット・ズボン・ワイシャツ・ネクタイ・革靴のセットを身に付けるということで、フルオーダーでもない限りくつろぎや遊び心を差し挟む余裕がないのです。
服装の余裕は心の余裕を作り、大事な場面で実力を発揮する手助けになってくれるものです。
いつものビジネススーツに遊び心を加える、一工夫をしてみませんか?

いつものスーツにベストを足してスリーピースに

いつも着用しているスーツはジャケットとズボンのいわゆる「ツーピース」ですが、昔ながらのジャケット・ベスト・ズボンの「スリーピース」が見直されてきて来ます。

スリーピースのスーツは礼装の一種で、畏まった場に出るときには欠かせない物でしたが、時代の変遷と共に、略式ツーピースも礼装として使用されるようになったため一時期廃れかけていました。
しかし、最近ではツーピースにはないお洒落さと威厳が見直され、徐々に愛用者が増えてきています。

スリーピースの特徴は、ジャケットの下にベストを着用することと、ズボンをベルトではなくサスペンダーで吊り上げて着用することです。
ベルトを使わないのは、ベルトを使うとズボンのウェストが締まってベストとの間に大きな空きが出来てしまい、みっともない見栄えになってしまうからです。
サスペンダーを使ってズボンを吊ることで腹部の圧迫感が無くなりゆったりとした着心地が生まれます。
また、ベストにはサイドポケットのほかに左胸にポケットがあり、懐中時計を入れておくために使います。

本来のスリーピースはジャケット・ベスト・ズボンの三点を統一感が出るように仕立てたものですが、ツーピースにベストを後付けしても意外と違和感がないものです。
スーツの色に合わせられるベストを一着持っておくと着こなしの幅が広がりますよ。

肌寒い季節に欠かせないコート

スーツは春夏秋冬四季を問わず着用できる服装ですが、風が冷たく感じ始める秋口ごろからだんだんとスーツのみでは肌寒く感じるようになってきます。
秋から春にかけての寒い時期のスーツ着用にはコートが必需品となってきます。

フォーマル向けのチェスターフィールドコート

パーティや結婚式などに出席する際は、フォーマルなチェスターフィールドコートがふさわしいもの。
膝くらいまでの丈と光沢のある生地で作られた襟が最大の特徴です。
最近はフォーマルな場でなくても着用できるセミフォーマルなコートになっていますが、礼服に合わせられる少ないコートなので持っていると重宝します。

ハードボイルドに決めたいトレンチコート

もともとは塹壕戦向けに開発されたことからその名前が付いたトレンチコートは、名優ハンフリー・ボガードの映画によってハードボイルドな男が着用するイメージがあります。
現在でのトレンチコートは、スーツに合わせて着るコートで、フォーマルな場には向かない普段遣いのコートという立ち位置を持っています。
トレンチコートを着るときは前ボタンを閉めて、腰のベルトもきっちり締めておきたいものです。

気楽に着られるステンカラーコート

トレンチコートからベルト・ショルダーストラップなどを簡略化したステンカラーコートは、ゆったりとした仕立てになっていて、ピシッとしたトレンチコートとは正反対のシルエットを持っています。
シルエットがゆったりしている分、フォーマルには向かないのですが、ビジネススーツ用コートとしては融通が利くものとなっています。

若者に人気のピーコート

丈が腰までしかないピーコートは、スーツや学生服に合わせられるコートとして根強い人気を誇っています。
もともと海辺で生活する人向けに作られたピーコートは厚手の生地で仕立てられており、息が白くなる冬場にぴったりです。
カジュアル向けのコートなのでフォーマルな場所には不向きですが、冬場の普段遣いのコートとしてはこれ以上ないほど便利なものです。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。