流行のジャケパンスタイルで失敗しない為に気を付ける事|ビズメン

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2014年3月5日
流行のジャケパンスタイルで失敗しない為に気を付ける事

ジャケパンスタイルの基本的な着こなし方と、ジャケパンスタイルに最適なジャケットとパンツの選び方をレクチャーします。また上手に着こなすためのジャケパンでの注意点といった、ジャケパンスタイル全般のマナーを、具体的な例をあげながら説明していきます。

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ジャケパンスタイルのジャケット選びのポイント

ジャケパンとはジャケットとパンツを組み合わせたファッションスタイルで、ジャケットとパンツがファッションのポイントになるアイテムです。

ジャケパンの主要アイテムのジャケットは、ジャケパンスタイルの印象を決定づけるポイントなので慎重に選ばなくてはいけないのです。

ノーネクタイデーを導入する企業が増えてジャケパンスタイルが定着してきて、サラリーマンがジャケパンスタイルをすることが多くなりましたが、ジャケパンスタイルにするために新たにジャケットを購入するのがもったいないからといって、ジャケットを購入せず、既に所有しているスーツの上着をジャケット代わりにしているサラリーマンをよく見かけます。しかし、スーツの上着はネクタイをすることを前提に作られているので、シルエットがジャケパンスタイルには適していないのです。せっかくジャケパンスタイルをするなら、単品で販売されているジャケットを購入してパンツに合わせます。

ジャケットの定番としてはネイビーの麻のジャケットがあり、どんなパンツにも合わせやすいので、初めてジャケパンスタイルに挑戦する時は、ネイビーの麻のジャケットを用意してから持っているパンツに合わせます。

ジャケパンスタイルのパンツの選び方

ジャケパンスタイルに使うジャケットは新たに購入することが必須ですが、パンツは新たに購入しなくても、既に持っているスーツのパンツを流用すれば充分です。

ジャケパンスタイルのポイントは殆どがジャケットの印象で左右されるので、パンツはジャケットの印象を崩さない程度の無難なものを選びます。そのため、パンツ選びはジャケットを選びの後に行うと良いのです。

ジャケットとパンツの両方が個性的だとインパクトが強すぎるので、ジャケットを派手なものにする時はパンツは地味に、ジャケットを無地でシンプルなものにするときのみパンツは柄や模様が入っているパンツを選びます。

色使いが地味な時はパンツの素材を工夫して、麻やウールなど、ジャケットと違う素材でアクセントを付けます。

ウールパンツは着心地が良いので履くシーズンを選ばず、冬は暖かく夏は涼しく年間を通して快適です。グレーのウールパンツはジャケパンスタイルの定番のパンツです。グレーのウールパンツは、ジャケットが派手な色合いの場合は派手になりすぎるのを抑えて、ジャケットが地味な時は、来ている人を落ち着いて理性的に見せてくれる万能なパンツで、ジャケパンスタイルのスタンダードパンツです。

ジャケパンスタイルに最適なシャツやベルト

ジャケットとパンツを選び終わったらシャツとベルトを選びます。シャツとベルトも既に持っているものを流用しても良いのですが、個性を主張したい時はベルトとシャツを新調し、ジャケパンスタイルを個性的に見せます。ジャケットのボタンを閉めない時はシャツが目立つので、ジャケパンスタイルでボタンを閉めることが少ない夏場などはシャツ選びが重要です。

シャツの色も季節に合わせて選び、春と夏は、白や水色といった爽やかな色合いのシャツを選択し、秋と冬は赤や黄色などの暖色系のシャツを選択すると季節に適したジャケパンスタイルが出来上がります。ベルトはジャケットに隠れて目立たないアイテムですが、ボトンを閉めずに着こなしている時は見えるので、スーツ着用時のベルトではなく、見せることを考慮して選びます。

黒色ではなく茶色なら派手になりすぎずに自己主張できます。

ベルトと同じように、ジャケパンスタイルで着用する靴も、スーツ着用時の革靴とは別の靴を購入します。

ジャケパンスタイルは、スーツをノーネクタイにしただけのものではなく、アイテムにこだわるだけでシルエットが格段に向上し、落ち着いた雰囲気でありながら、お洒落な自分を主張できるファッションです。

著者:佐久間和夫

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